2019.3.12

もう一度花を咲かせたい人必見!胡蝶蘭の花芽のつくり方&育て方

カテゴリー:胡蝶蘭、花芽
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二度目の花が咲いている胡蝶蘭

生命力の強い胡蝶蘭は、一度すべての花が落ちてしまっても、適切に管理し育てることで、また花を咲かせてくれることがあります。

今回は鉢植え胡蝶蘭をはじめ、贈答用の花・植物をネット通販で販売する「アロンアロン」が、花を落とした鉢植え胡蝶蘭をもう一度咲かせるための花芽のつくり方をご紹介。

発生に必要な条件や、花芽が生じた後、花を咲かせられる状態に成長させるための育て方のポイントを、まとめて解説していきます。

ぜひ最後まで読み、あなたの胡蝶蘭の花をもう一度咲かせるために役立ててくださいね。

目次

胡蝶蘭の「花芽(はなめ)」とは?

胡蝶蘭の花芽 アップ

まずは胡蝶蘭の花芽とは何か、基本的なことから理解していきましょう。

花芽は、新しく花がつく胡蝶蘭の茎の赤ちゃん


1度以上花を咲かせた胡蝶蘭は、根にあたる株に十分なエネルギーと栄養を蓄え終わると、次の新しい花をつけるための準備を始めます。

こうして、新しい花をつけるために生えてくる茎の芽のことを「花芽」と言います。

緑色をしていて、太陽光のある上方向を向いて生えてくるのが特徴です。

順調に成長すると、大輪系の胡蝶蘭であれば最大で70~80㎝、中輪・小輪であれば10~20㎝ほどの高さになり「花茎(はなくき)」と呼ばれる茎となります。

気温が20度前後で安定する春~夏ごろまでに花茎として成熟できれば、いくつかの節目につぼみをつけ、新しい花を咲かせてくれます。

胡蝶蘭に花芽をつけるために、必要な準備や条件

胡蝶蘭の根・花芽のカット

ここからは、胡蝶蘭の花を再び咲かせるための花芽を発生させるために、1度花を咲かせた胡蝶蘭にどのような処置をすべきか、ご紹介していきます。

株を十分に休ませるため、既存の花茎をカットする


まずは新しい花芽を生じさせ、再び花を付けられる状態にするために、過去に花をつけていた長い花茎をカットすることから始めましょう。

ホームセンターなどで園芸用のはさみやカッターを用意し、刃先を直火であぶって消毒してから、以下いずれかの長さで花茎をカットしてくださいね。

しっかり休ませるなら、根元から茎をカット
胡蝶蘭の株にとって最も栄養を蓄えやすいのは、茎や花の維持をしていない状態です。

このため、1度花を咲かせて疲れた状態になっている株を元気にするには、1つの節ものこさず根元から既存の花茎を切り、葉と株だけの状態にするのが効果的です。

心臓部である株をしっかり休ませて、胡蝶蘭を元気でしっかりした状態に回復させてから花芽を出させたい場合は、根元から花茎をカットしましょう。

花が早く見たいなら、下から3~4節目で茎をカット
根元から花茎をカットして株を休ませる場合、次に花芽が生えてきて成長し、花が咲くまでにかかる時間は次の春までの約1年間です。

ただし、葉の張り・色ツヤが良く株自体が元気であれば、もう一度花を咲かせる余力がある状態なので、1年以内に2度目の花である「二番花」をつけてくれることがあります。

株が元気そうで、早く新しい花が見たいという場合は、根元ではなく下から数えて3~4節目のところから花茎をカットします。

うまくいけば、切った下の節目から新しく花芽が生えてきて、花をつけてくれるでしょう。

二番花は、胡蝶蘭の体力を奪い寿命を短くしてしまう!
1年に2度花を楽しめる二番花ですが、花を咲かせるということは、胡蝶蘭にとってかなりのエネルギーを要します。

このため、二番花を咲かせることで株の体力が奪われ、胡蝶蘭の寿命が短くなる可能性はありますので、注意してくださいね。

【プロ解説】花が落ちてしまった後に胡蝶蘭をもう一度咲かせる方法

1株ずつ、それぞれの大きさに合った鉢に植え替える


胡蝶蘭は、基本的に1つの株に対し1本の花茎しかつけていません。

贈答用の3本立、5本立の胡蝶蘭は、ポリポッドと呼ばれるビニール製の鉢に入った複数の株を、大きな鉢植えに寄せ植えている状態なのです。

寄せ植えの状態では十分な通気性を確保できず、1つ1つの株に栄養を行き渡らせることが難しいため、株を休ませるには1つずつ別の鉢植えに植え替える必要があります。

胡蝶蘭の成長期にあたる4~6月の春を狙って、以下の手順で植え替えを行いましょう。

《1》大きな鉢から、すべてのポリポッドを取り出す
《2》ポリポッドから株を取り出し、植え込み材を外して根の周りをきれいにする
《3》根の状態を観察して、色や感触・ニオイに異常がある部分はカットして除く
《4》新しい植え込み材で根をやさしく包むように巻き付け、新しい素焼きの鉢へ


《準備編》誰でもできる!プロが教える胡蝶蘭の植え替えのコツ
《実践編》誰でもできる!プロが教える胡蝶蘭の植え替えのコツ

花芽を生じさせるために必要な、4つの条件
きれいな白い胡蝶蘭

以下に、胡蝶蘭に花芽を生じさせるために必要とされる4つの条件をまとめています。

株を休ませ、花芽を出す準備をする際に意識してくださいね。

・しっかり光合成できる元気な葉が、3枚以上あること
・風通しが良く、柔らかい日光が当たるところに置くこと
・状態にあった適切な量、タイミングで水やりをすること
・肥料は与えてもいいが、適量&春~夏の成長期のみにすること


なお、花茎のカットと植え替えの処置をした後10~14日は水やりを控え、その後は7~10日に1回のペースを基本に、200ml程度の水を根元に与えてくださいね。

基本から季節別まで!プロによる《胡蝶蘭の正しい水やり方法》講座

花芽が出てきたら?行うべきお世話と注意点

生えたばかりの胡蝶蘭の花芽

花芽は、花茎を根元からカットした場合は上から2枚目の葉の付け根あたりから、3~4節のこした場合にはカットしたすぐ下の節目から生えてきます。

いずれも寒い時期には成長を休止しますが、暖かくなってどんどん成長するようになったら、以下のポイントに気を付けてお世話してあげましょう。

ある程度伸びてきたら、支柱を立てて茎を誘導


大輪なら30㎝程度、中輪・小輪なら5~10㎝くらいまで伸びたところで鉢に支柱を立て、専用のクリップやビニールコーティングされた針金で茎を固定します。

固定する際は茎が傷ついたり折れたりしないよう、すこしずつ慎重に、支柱の方へと曲げていってくださいね。

なお、胡蝶蘭の花茎は日光の方へ伸びる習性があるので、これを利用し鉢を回して日光の当たる方向を調整しながら支柱への固定をすすめるとうまくいきます。

葉・茎・根元の異変や、害虫にも要注意


花芽の成長中は、伸びてきた花茎を守るために葉・茎・根の色や質感、ニオイや、アリやナメクジなどの害虫が付いていないかの観察が欠かせません。

以下、胡蝶蘭の病気や害虫被害について解説した記事を参考に、しっかり観察しましょう。

花芽・根・花の部位別に解説!胡蝶蘭の病気の症状と対処法とは?

複数、または枝分かれした花芽は切ってもOK


元気な胡蝶蘭なら、複数または1本から枝分かれした花芽のすべてが成長して花をつける可能性もありますが、株にとっては負担となります。

なかには、複数の花芽を保つことができず枯れてしまう株もあるので、確実に花を咲かせたい場合は花芽を切って間引き、1本だけにして育てた方が良いでしょう。



いかがでしたか?
生命力が強く少ない栄養でも成長できる胡蝶蘭は、適切にお世話をすれば、何度も美しい花を咲かせて私たちを楽しませてくれます。

この記事を参考に、あなたの胡蝶蘭にも花芽を作ってあげてくださいね。

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