2016.10.28

胡蝶蘭のプロが送る!初心者のための正しい育て方の《まとめ》

カテゴリー:育て方、胡蝶蘭
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元気な胡蝶蘭

お祝いなどで胡蝶蘭をいただいたら、できるだけ長く楽しみたいですよね。

もともと温暖な地域に生息する胡蝶蘭。

日本の家庭やオフィスで元気に育てるには、置き場所の気温や湿度をいかに本来の生育環境に近づけられるかがポイントになります。

そこで今回は、胡蝶蘭の栽培と販売を手掛ける私たち「アロンアロン」が、胡蝶蘭のもつ生命力を引き出す【育て方のコツ】をまとめてご紹介します。

これを読んでコツを掴めば、胡蝶蘭を元気に育てることができますよ。

目次

胡蝶蘭はもともと熱帯地方の植物

熱帯地方のイメージ

胡蝶蘭の育て方のコツを学ぶ前に、まずは胡蝶蘭が本来どんな環境で生息する植物なのかをよく理解しましょう。

野生の胡蝶蘭は高温多湿な熱帯地方に多く自生し、土ではなく木や岩盤に根を伸ばして育つ着生(ちゃくせい)植物です。

日本の胡蝶蘭が、土ではなくバークや水苔などの「植え込み材」と一緒に鉢に植えられているのは、少しでも本来の生育環境に近づけるためです。

次項からは、「胡蝶蘭の本来の生育環境」をふまえて、胡蝶蘭を元気に育てるためのコツをご紹介していきます。

胡蝶蘭を元気に育てるためのコツは4つ

ここからは、日本の一般家庭やオフィスで胡蝶蘭を元気に育てるためのコツを【置き場所】【水やり】【肥料】【植え替え】の4つに分けてそれぞれご紹介します。

しっかりと読んで、あなたの胡蝶蘭栽培に取り入れてくださいね。

【置き場所】暖かくて風通しの良い場所が大好き


風通しの良い場所

もともと暖かい地域に自生する胡蝶蘭は、温暖で適度な湿気がある環境を好みます。

加えて、水分を蓄える機能を持つ根は「蒸れ」に弱く根腐れを起こしやすいため、通気性を確保できる場所に鉢を置く必要があります。

《胡蝶蘭にとって理想的な置き場所の条件》
通気性 通気性、風通しの良い場所
日光 レースのカーテン越しに柔らかい日光を当たる場所
気温 15~25度までの間、特に22度前後が最も理想的
湿度 60~80%
※空気が乾燥していたら、葉に霧吹きをして湿度を調整してください。

人間が心地よいと感じる気温や湿度、風通しの良さが胡蝶蘭にとっても良い環境となります。

できるだけこれらの条件を満たせる場所に、鉢を置いてあげてくださいね。

乾燥したエアコンの風はNG!
胡蝶蘭の株は乾燥に弱いので、エアコンの風が当たると傷む原因になります。
エアコンの風が直接当たらないよう、置き場所を工夫しましょう。


季節ごとの胡蝶蘭の育て方についてもっと知りたい方はコチラ!

【水やり】1週間~10日に1回くらいでOK


水やりのイメージ

胡蝶蘭への水やりは「控えめ」が基本です。

季節によっても変わりますが、1週間~10日に1回を目安に、1度につき500mlの水をゆっくり与えてください。

根元の植え込み材を触って乾き具合を確かめ、「乾いている」と感じてから3日後に水をやるという方法もあります。

水やりは植物にとって大事な栄養補給ですから、きちんと覚えておいてくださいね。

季節による違いはあるの?
四季がある日本では、胡蝶蘭の水やり方法は季節によって変えるのが望ましいです。

それぞれの時期の水やり方法について下記にまとめましたので、参考にしてください。

春・秋 【タイミング】1週間~10日に1回
【量】    500mlくらい
梅雨 自分であげるよりも、ミネラル豊富な自然の雨に当てる
【タイミング】室内の場合:2~3日に1回
       屋外の場合:1日に1回
【量】    500mlくらい
【タイミング】1ヶ月に1回
【量】    ぬるま湯程度に温めた水を200mlくらい
胡蝶蘭の水やりについてもっと知りたい方はコチラ!

【肥料】基本的には必要ナシ


肥料に悩む女性

もともと栄養の少ない環境下で生きている胡蝶蘭にとって、濃すぎる肥料はかえって毒になり、株が弱る原因になります。

そのため、胡蝶蘭を育てるうえで、基本的に肥料を与える必要はありません。

肥料を与えるなら
株の成長促進や花のつき方をよくするために肥料を与えたいなら、成長期にあたる5~9月の2か月間だけにしましょう。

3,000~5,000倍に薄めた液肥を、2週間に1回のペースで根元に与えてください。

【植え替え】病気の兆候があれば早めに実施!


胡蝶蘭の植え替え

胡蝶蘭の株が元気なら、今の鉢の環境が合っているということですので、植え替えをする必要はありません。

ただし、胡蝶蘭に葉の変色などの異常や、弱っている様子が見られた場合は、今の環境が合わずに病気にかかっている可能性があります。

その場合は、鉢の環境を変えることが有効な対処法になりますので、手遅れになる前に早めに植え替えをしてください。

植え替えをするための【準備】についてもっと知りたい方はコチラ!
植え替えの詳しい【実践】方法、植え替え後の管理についてはコチラ!

植え替えに適しているのは「春」
植え替えに最も適した季節は、株が成長を開始する春です。

病気の兆候が理由ではなく、「胡蝶蘭を2本立ちや3本立ちにしたい」という目的での植え替えなら、この時期を選んで行いましょう。

植え替えは優しく丁寧に!
植え替えの作業中に健康な根を傷つけてしまうと、そこから病気になり、株を弱める原因になります。
そのため、根を絶対に傷つけないように植え替えは優しく、丁寧に行うのが鉄則です。


胡蝶蘭がこんな状態のときは要注意!

状態の良い胡蝶蘭 イメージ

胡蝶蘭を育てていると、病気や害虫の被害に見舞われることもあります。

そのようなトラブルをできるだけ早く発見し、対処できるように以下に病気や害虫被害の兆候と簡単な対処法をご紹介します。

日々よく観察して、当てはまる症状を見つけたら、早めに対処してあげてくださいね。

葉や花に変色などの異常が出ている


葉や花に変色や斑点が出ていたり、触ったときの感触に異常を感じる場合は、胡蝶蘭が何らかの病気にかかっている可能性が高いです。

そういうときは、温度や湿度、風通しなどの環境に問題がなかったかを探って改善を行います。

特に環境に原因が見当たらない場合は、ダニや感染症が原因の可能性が高いので、植え替えと根の手入れを行ってください。

鉢の周りにナメクジやアリなどの虫がいる


鉢の周辺にナメクジやアリを1匹見つけたら、複数の虫が胡蝶蘭に寄生している可能性が高いです。

株がむしばまれて弱り切ってしまう前に、以下の方法で早めに対処してください。

ナメクジに有効な対処法 ・「マイキラー」という薬剤を散布して駆除する
・鉢の周りに銅板を置く
アリに有効な対処法 ・2~3日続けて、「マラソン」などの殺虫剤を溶かした水に鉢をつける
胡蝶蘭の病気・害虫被害について詳しく知りたい方はコチラ!

いかがでしたか?
胡蝶蘭を長く元気に育てていくためのポイントを、まとめてご紹介しました。

大事に育てて、2年3年と長く胡蝶蘭を楽しんでくださいね。



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