2017.2.23

胡蝶蘭を育てるなら知っておくべき《鉢・土・根・肥料》のこと

カテゴリー:土、根、肥料、胡蝶蘭、鉢
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小さな胡蝶蘭の鉢植え

胡蝶蘭を育てるときの鉢や土の取り扱いについて、知っていますか?

長く育てていくなら、鉢や土・肥料の適切な選び方や与え方、根のトラブルや状態の確かめ方など、あらかじめ知っておきたいことは多いですよね。

今回は胡蝶蘭のプロである私たち「アロンアロン」が、胡蝶蘭を育てるなら知っておくべき【鉢】【土】【根】【肥料】の取り扱いのポイントをご紹介します!

しっかり読んで適切な取り扱い方法を理解し、あなたの胡蝶蘭栽培に役立ててくださいね。

目次

胡蝶蘭を育てるなら知っておきたいこと

白い大輪の胡蝶蘭のアップ

まずはじめに、胡蝶蘭を育てるうえで知っておくべき基礎知識を確認しておきましょう。

胡蝶蘭は土では育たない!


もともと胡蝶蘭は他の植物に寄生する「着生植物」であるため、園芸用の培養土など、いわゆる「普通の土」では育ちません。

鉢で胡蝶蘭を栽培する場合は、「水苔」か「バーク」などの植え込み材を使用するのが一般的です。

胡蝶蘭は60%~80%くらいの湿度が大好き


熱帯地方原産の胡蝶蘭は、温暖で湿度の高い気候を好みます。

湿度は60~80%程度をキープするのが望ましいです。

胡蝶蘭は暖かくて風通しのよいところが好き


胡蝶蘭は、気温が15~25度前後の温暖で通気性の良いところが大好きです。

鉢の設置場所は、カーテン越しの日光の当たる風通しの良い窓際が最も適しています。

胡蝶蘭の育て方、適した生育環境についてもっと知りたい方は、以下をチェックしてくださいね。

胡蝶蘭のプロが送る!初心者のための正しい育て方の《まとめ》

次項からは、胡蝶蘭を育てるうえで知っておきたい【鉢】【土】【根】【肥料】の取り扱いについてそれぞれご説明していきます。

胡蝶蘭の《鉢》取り扱いのポイント

胡蝶蘭の新しい鉢

ここでは胡蝶蘭を育てるうえでの鉢の取り扱いと、処分方法についてご紹介していきます。

育てるなら?


ラッピングは必ず外して!
胡蝶蘭の根は「蒸れ」に弱く、蒸れた状態が続くと「根腐れ」を起こし枯れてしまいます。

鉢内が蒸れてしまわないよう、外側のラッピングはできるだけ早く外してください。

通気性の確保を!
風通しの良いところに置き、鉢内の通気性を確保してください。

他にも受け皿の水を捨てるなどすることで、鉢周辺の通気性を良くすることができます。

植え替えするときは?
新しい鉢への「植え替え」を行う場合は、必ず通気性の良い「素焼き鉢」を選んで行ってください。

サイズは株の大きさに合わせたものを使用しますが、心配ならお店の人に相談してください。

病気・虫などの異常がでたら?


カビが生えてしまったら植え替えを!
鉢にカビが生えたり、鉢の周辺で異臭がするときは、何らかの病気の可能性があります。

この場合は鉢の環境を変えることで改善する可能性があるので、植え替えを行ってください。

虫を見つけたらすぐに駆除を!
鉢周辺にアリ、ナメクジなどの虫を見つけたら、手遅れになる前に駆除してください。

虫の種類によって、それぞれ適切な方法で対処してくださいね。

胡蝶蘭を処分したいときは


胡蝶蘭を鉢ごと処分したい場合は、専門の業者に回収・買取を依頼するか、自分で解体して自治体のルールに沿って廃棄しましょう。

胡蝶蘭の解体手順についてもっと知りたい方は、以下からチェックしてくださいね。

お悩み解消!胡蝶蘭の鉢植えを処分するための【3つの方法】

胡蝶蘭の《土》取り扱いのポイント 

園芸用の土 イメージ

ここでは胡蝶蘭栽培において土にあたる「植え込み材」について、それぞれの特徴と注意事項をご紹介します。

「水苔」「バーグ」の特徴は?


胡蝶蘭栽培は、一般的な土ではなく「水苔」や「バーク」などの植え込み材を使用して行います。

以下の表にそれぞれの植え込み材の特徴をまとめましたので、参考にしてください。

水苔 ・成長速度がゆっくりだが水の含みが良く、花持ちが良いとされる
・保水力が高いので、根が多少蒸れやすくなる
バーグ(樹の皮) ・成長速度が早くなり、花の輪数がつきやすいとされる
・水はけが良いため、きちんと水やりを続ける必要がある

においや色に異常がでたら植え替えを!


植え込み材がカビ臭くなったり黒く変色した場合は、植え込み材が傷んでいますので早めに「植え替え」を行ってください。

「植え替え」についてもっと知りたい場合は、以下をチェックしてくださいね。

《準備編》誰でもできる!プロが教える胡蝶蘭の植え替えのコツ

胡蝶蘭の《根》取り扱いのポイント

健康な胡蝶蘭の根

ここでは胡蝶蘭の根について、蒸れて「根腐れ」を起こしてしまった場合の症状と対処法をご紹介していきます。

根は「蒸れ」に弱い!!


胡蝶蘭の根は蒸れなどで鉢内の環境が悪くなると「根腐れ」を起こしてしまいます。

以下に根腐れをおこした胡蝶蘭の症状を部位別にまとめましたので、チェックしてください。

・初期症状が現れやすい
・ツヤがなくなり、しわしわになる
・葉と同様、しわが出る
・花が咲かない、咲いてもすぐに枯れてしまう
植え込み材 ・カビ臭い
・植え込み材に白いカビのようなものが生えている

根腐れしたらすぐに植え替えを!


根腐れした胡蝶蘭は、傷んだ根と植え込み材を取り除き、新しい鉢に植え替える必要があります。

このとき、健康な根を傷つけてしまわないよう、胡蝶蘭株は優しくていねいに扱います。

具体的な植え替えの手順を知りたい方は、以下からチェックしてください。

《実践編》誰でもできる!プロが教える胡蝶蘭の植え替えのコ

胡蝶蘭の《肥料》取り扱いのポイント

植物用の液体肥料

ここでは胡蝶蘭にとっての肥料の必要性と、与え方についてご説明していきます。

基本的に肥料は必要ない


もともと栄養の少ない環境で自生する胡蝶蘭は、肥料をほとんど必要としません。

自宅や事務所で栽培する場合も、基本的に肥料を与える必要はないと考えてください。

与えるなら薄めた液体肥料を


株の成長促進や花のつきを良くするために肥料を与えたいなら、液体肥料を3,000~5,000倍で薄めたものを2週間に一度、5月~9月の2ヶ月間の間だけ与えてください。

濃い肥料はかえって毒になるので、注意が必要です。


いかがでしたか?

各ポイントをしっかり確認して、胡蝶蘭を長く楽しんでくださいね。



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