2019.5.12

守るべきマナーはコレ!胡蝶蘭をより華やかにするラッピングを解説

カテゴリー:ラッピング、胡蝶蘭
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贈答用の胡蝶蘭のラッピング

贈る相手への感謝や思いやり、尊敬などの気持ちを込めてプレゼントに施すラッピングは、贈答用胡蝶蘭の鉢植えにも施すのがマナーです。

今回は、胡蝶蘭の通販サイトを運営する私たち「アロンアロン」が、意外と知らない贈答用胡蝶蘭のラッピングの意味や役割、手配時に注意すべきマナーポイントを紹介!

あわせて、自分で胡蝶蘭の鉢植えにラッピングを施す方法や必要な材料も解説しているので、ぜひ最後まで目を通してくださいね。

目次

胡蝶蘭の鉢植えのラッピングの必要性

ラッピング済みのピンクの胡蝶蘭

通常、贈り物を特別感のある仕様にするため、また相手への敬意・気持ちを伝えるために、ラッピングは用いられています。

しかし贈答用の胡蝶蘭においては、基本的な意味合いに加えて他の役割も持っています。

贈る相手に、胡蝶蘭を贈った意図を伝えるため


贈答用胡蝶蘭のラッピングには、大きく「お祝い用」と「お悔み用」の2種類があります。

お祝い用は開業祝や周年祝、誕生日祝いや結婚記念日などの慶事に、お悔み用はお通夜・お葬式や法事、お別れ会など弔事の胡蝶蘭に掛けられるものです。

お祝い用とお悔み用、それぞれのケースで以下のような色合いが使われています。

お祝い用 ピンク、赤、黄、オレンジ、青、紫、緑、金、銀 など
お悔み用 グレー、白、黒、薄グレー、紫紫、薄青、薄緑 など


胡蝶蘭のラッピングは、受け取った相手が一目見て胡蝶蘭を贈られた意図を理解できるようにする、という役割も担っているのです。

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鉢から土や植え込み材、水が漏れるのを防ぐため


品物を贈るケースとは異なり、鉢植えや花束を贈る際には、植物を新鮮な状態に保つための水や土、植え込み材が必須です。

このため、贈答用胡蝶蘭のラッピングでは装飾用のペーパーとリボンを掛ける前に防水作用のあるセロハンまたはコーティングペーパーを使い、鉢の中身が漏れるのを予防しています。

贈答用胡蝶蘭のラッピングは、見た目だけではない、植物を贈るからこその実用性も兼ねているというわけですね。

簡素な鉢を隠し、他と並んでも見劣りしない華やかさを出すため


胡蝶蘭が植わっている鉢植えは、そのほとんどが茶色の簡素な素焼きの鉢です。

ラッピングには簡素な素焼きの鉢を隠し、さらに他の胡蝶蘭と並んでも、見た目の華やかさを損なわないようにするという意味合いも含まれているのです。

特に、多数の胡蝶蘭と並ぶことの多いビジネスシーンでのお祝いごとでは、ラッピングの色や品質は重視される傾向にあります。

《いただいた胡蝶蘭のラッピングは、はずすべきか?》
贈答用胡蝶蘭を包んでいるラッピングには保水・漏水防止効果がありますが、胡蝶蘭は通気が悪いとすぐに根が傷み、弱ってしまいます。

いただいた胡蝶蘭を長く楽しみたいなら、早めにラッピングをはずして鉢の通気性を良くし、お世話してあげてくださいね。


贈答用胡蝶蘭のラッピング、手配のポイント

ラッピングする前の胡蝶蘭

店舗タイプの花屋でも、インターネット上の通販サイトでも、近年では無料で贈答用胡蝶蘭のラッピングに対応してもらえるのが、スタンダードになってきました。

ここからは、贈答用胡蝶蘭のラッピングを手配するときに守るべきマナーのポイントを解説していきます。

お祝い用・お悔み用の用途により、ふさわしい色合いを考える


贈答用胡蝶蘭のラッピングは、まず何よりも用途に合ったものを掛けることが重要です。

なぜ、どんな相手に胡蝶蘭を贈るのかをあらかじめ確認したうえで、お祝い用・お悔み用それぞれにふさわしい色合いの中から、メインとする色を選びましょう。

メインとする色や組み合わせの決め方に、厳格なルールはない


用途にさえ合っていれば、贈答用胡蝶蘭に掛けるラッピングの色や組み合わせに、明確な決まりはありません。

贈り主の好きな色、贈る相手のイメージや好きな色、胡蝶蘭を設置する店舗や事業所のイメージカラー、コーポレートカラーなどを基準に、好きな色を選びましょう。

なお、どのような色・質感のラッピングペーパーを選べるかはお店によって異なります。

どうしたらいいかわからないときは、用途とあわせてメインとしたい色や「明るい」「優しい」などのイメージを伝え、お店にお任せしても良いですよ。

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ただし、不吉なので「真っ赤」はNG!
赤は「赤字」や「火災」を連想させるため、新規開業・開店・開院をはじめ、ビジネス関係のお祝いシーンでは不吉な色とされています。

ビジネス関係のお祝いの贈答用胡蝶蘭を赤一色、または赤系のラッピングペーパーやリボンばかりを重ねるラッピングで贈るのは、避けてくださいね。

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特別な想いを込めるなら…自分でラッピングもアリ!

胡蝶蘭のラッピングをする女性

購入・配送手配をしたお店でしてもらうことの多い贈答用胡蝶蘭のラッピングですが、材料さえあれば、自分で施すことも可能です。

以下に、自身で胡蝶蘭の鉢植えをラッピングするのに必要な道具や材料、手順をご紹介しますので、興味のある人は挑戦してくださいね。

《胡蝶蘭の鉢植えのラッピングに、必要な道具と材料》
・セロハン、またはコーティングペーパー1枚
・好みの色柄、質感のラッピングペーパー2~3枚
・好みの色柄、幅、質感のリボン2~3m
(ワンタッチリボンでもOK)
・ホチキス、またはタッカー、セロハンテープ

※ペーパー類の大きさは鉢の大きさにより異なりますが、包んだときに鉢が完全に隠れるよう、大きめを用意しましょう。

《1》ペーパー類をすべて重ね、少しずつずらして配置する
セロハンまたはコーティングペーパー、ラッピングペーパーなど鉢を包むすべてのペーパーを、重ねて置きます。

包んだときにきれいに見えるよう、それぞれのペーパーの角を少しずつずらしてください。

《2》鉢を包み、リボンで装飾する
広げたペーパーの上のちょうど真ん中に鉢を置きます。

ペーパーを持ち上げて鉢に沿わせた状態で押さえ、手に向かって2つずつヒダができるように左右からペーパーを取って、装飾を作ったら3か所程度ホチキスで留めます。

前後左右、すべての面にラッピングペーパーで装飾を施し固定したら、包む作業は終了。

あらかじめリボンで結び目を作っておき、鉢の縁よりも少し高い箇所を目安にして、リボンを鉢に掛けたら完成です。



いかがでしたか?
贈答用胡蝶蘭のラッピングには、他の贈り物にはない必要性・役割も込められています。

贈る相手の喜ぶ顔を想いながら、マナーと用途に沿ったラッピングを手配して、胡蝶蘭をより喜ばれる贈り物にしてくださいね。

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